お仏壇Q&A

Q1 お仏壇とは何でしょう

Q1.お仏壇とは何でしょうか?

お仏壇は『ご家庭の中の御寺院』。仏さまを安置する大切な壇です

お仏壇とは何でしょう

御寺院さまの本堂にご本尊さまをおまつりする須弥壇がございます。須弥壇は仏教のもとめる理想世界『須弥山(しゅみせん)』を象徴しており、仏さまのおられる場所です。お仏壇を見ると、ご本堂と似ていますね。

わかりやすく表現すると『お仏壇はご家庭の中の御寺院』です。お仏壇は、仏さまがおいでになる世界、須弥山を表しており、上段の中心にご本尊さまがおまつりされています。お仏壇はご先祖さまの精霊ばかりでなく、み仏がおられる尊いところであり、私たちに誠の道を示す大切な場所です。
そしてまた、亡くなられたご家族やご先祖さまがお仏壇を通して皆様のことを見守ってくれる場所でもあるのです。

Q2 お仏壇にはどのような種類があるの?

Q2.お仏壇にはどのような種類があるのですか?

唐木仏壇、金仏壇、最近は家具調仏壇などもございます

お仏壇には大きく分けて『唐木仏壇』と『金仏壇』の2種類があります。『唐木仏壇』は関東以北に多く、若干小型です。金仏壇は正式には『漆塗り金仏壇』といい、関西を中心に近畿・東北・北陸地方に多くみられます。

お仏壇はこの2種類を基本に、さらに台付きのもの、上置きのものなどがあり、大きさも様々です。近年は『家具調仏壇』といってマンションや現代生活になじむようなデザインのものが創られるようになりました。

唐木仏壇 材質に紫檀、黒檀、桑、屋久杉、カリン、クルミ、タガヤサン、桜、柿の木などを使用し、その木目を生かしたお仏壇。永い年月の使用に耐え、扱い易いのが特徴です。
きらびやかさを抑え、生地の重厚さを生かした重量感に満ちたお仏壇です。
漆塗り金仏壇 材質は主に檜・杉・蝋木などで、漆を塗った材料に金箔で仕上げをしたお仏壇。内部は荘厳味にあふれた美しいお仏壇です。
現代モダン仏壇 住スペースの自由がきかない都市生活にピッタリとなじむお仏壇。用途や生活によって材質やサイズ、デザインを選べます。リビングや寝室、和室、洋間問わずに対応した未来型のお仏壇です。お仏壇に合わせたモダンデザインのお仏具、お位牌もございます。

大きさ・形式による種類もございます

形式からは、重ね型仏壇・地袋付仏間用仏壇・上置仏壇の3種類に大きく分けることができます。
重ね型仏壇は、高さが135~175cm前後になるもので、オーソドックスな仏壇です。仏壇を安置する場所の間口の広さにあわせて一間仏壇と半間仏壇に別れます。
地袋付仏間用仏壇は、高さが100~140cmくらいのもので、仏間に安置するための仏壇です。そして上置仏壇は、高さが35~90cmくらいで、お仏壇を安置するスペースが取りにくいご家庭のために、家具などの上に置くことができるようになっているものです。

Q3 ご本尊さまとは?

Q3.お仏壇に息づくご本尊さまとは?

御寺院さまやお仏壇の崇拝の対象物で大変尊い、敬虔あらたかなものです

お寺の本堂や、仏壇の中心にまつられて礼拝の対象となる仏菩薩、曼荼羅などをご本尊さまと言います。お仏壇は仏教が理想とする宇宙観を凝縮したものであって、お仏壇への合掌礼拝は仏教世界に向けた信仰心の発露です。

そして、その信仰心を一心に集めるのが「ご本尊さま」にほかならないのです。各御宗旨によってご本尊さまが異なりますので、お迎えする前に、かならず菩提寺のご住職さまにご相談なさるとよいでしょう。

主なご本尊さま(各御宗派などで異なります)

御宗派 ご本尊さま 右脇 左脇
天台宗 釈迦牟尼仏、または阿弥陀如来、
または観世音菩薩
天台大師 伝教大師
真言宗 大日如来 弘法大師 不動明王
浄土宗 阿弥陀如来 観世音菩薩 勢至菩薩
浄土真宗本願寺派 阿弥陀如来 親鸞聖人 蓮如上人
真宗大谷派 阿弥陀如来 十字名号 九字名号
臨済宗 釈迦牟尼仏 達磨大師 観世音菩薩
曹洞宗 釈迦牟尼仏 承陽大師 常済大師
日蓮宗 十界曼荼羅、または釈迦如来    

Q4 お仏壇のおまいりの仕方は?

Q4.お仏壇のおまいりの仕方を教えてください。

毎日のご供養の基本はなんといっても『こころ』です

本来は、お盆やお彼岸、年忌法要だけでなくご供養は毎日行いたいもの。日々、忙しい現代ですが、朝起きた時にほんのわずかな時間でいいからお仏壇の前で合掌するくらいの気持ちのゆとりがほしいですね。

毎日のご供養で最も大切なのは心からご先祖さまを偲ぶ気持ち。完璧なおまいりでなくてもせめて毎朝、お仏壇の前でご先祖さまに手を合わせ、今日の日を迎えられたことを感謝しましょう。

お仏壇のおまいりの基本

1. 朝、洗面後(浄めの意味がある)お灯明をともしてお線香を立てる
2. 仏飯と茶湯を供える
3. 静かに合掌する
4. 朝食後、または昼前には仏飯、茶湯をさげ、お灯明は消しておく
5. いただきものがあったら仏前に供える
6. 就寝前にもう一度礼拝し、火の元に気をつける
※1週間に一度くらいは、軽くほこりを払い、お仏壇の内部を掃除する

仏具の飾り

仏具の飾り

仏具の飾り方
(大きい仏壇の時)

仏具の飾り

仏具の飾り方
(中くらいの仏壇の時)

Q5 東京仏壇とはなんでしょう?

Q5.東京仏壇というのは何でしょうか?

東京仏壇は江戸伝統工芸品として認知された手造りのお仏壇です

東京仏壇

東京仏壇は徳川家康時代から受け継がれてきた技法と伝統によって創られるお仏壇で伝統工芸品として一目おかれているお仏壇です。材料は東京産地の唐木木材である本桑、欅、檜を中心とし、黒檀、紫檀、鉄刀木、花梨、桜、杉を使用し、漆は天然漆。

木地本来の持ち味と木目を生かしながら、古典的な優美さが強調されたものです。丈夫で長持ちし、丹念な手造りという面が大変支持されています。素材としての堅木材の木目と熟練の技によって東京独自の仏壇には、長年にわたる職人の根気と技術や経験が生かされているのです。

伝統工芸品検査規定

< 外観規定 >
1. 伝統工芸品として品位を損なわないこと。
2. 木地割れ、欠け、反り等の欠点がないこと。
3. 塗り面はちぢみ、ふし、やせ、塗りむら、刷毛目が目立たなく、色艶が均等であり、キズ等の欠点が無いこと。
4. 組立には各部材がユルみなく取付けられ、金箔、紋紗、丁双、木ネジが外観をそこなはないこと。

このほか、技法、性質、品質にこだわり、厳しい検査の結果『伝統工芸品 東京仏壇』として世の中に飛び出します。

Q6 お仏壇の価値、価格はどこで決まるの?

Q6.お仏壇の価値はどこで決まるのでしょうか?

金仏壇は金箔と漆の塗り方、唐木仏壇は唐木の種類と唐木の割合などがポイントです

お仏壇の価値、価格

一般の方が見てなかなかわかりにくいのがお仏壇の価値です。お仏壇は専門の職人さんによってつくられる伝統工芸品ですので、職人さんが伝統の技を駆使してつくる細かい細工の善し悪しまでを見極めるのは容易なことではありません。細かい点は省略させていただいて、お仏壇の価値を決定する明確な基準についてご説明いたします。

金仏壇の場合

金仏壇では使われている金箔の質と量が価格に大きく影響します。金箔には細工が施せるようにわずかな量の銀と銅が混ぜられています。純度は高い順に1号色~4号色となり、もっとも純度が高いのが1号色。またその厚さによって、一枚掛、二枚掛、と分類され、四枚掛がもっとも高価になります。
高級品は漆を塗って仕上げますが、回数が多いほど耐久性に富み高価になります。漆はなくカシューという塗料を使ったものもあります。

唐木仏壇の場合

唐木仏壇は、唐木と呼ばれる木材の木目の美しさが特徴のお仏壇です。価格はまずその木材の材料で決まります。しかし、同じ木材でも善し悪しがありますから、一概にどの木材がどの木材よりも高価であるとはいえません。例えば黒檀や紫檀といった銘木と言われる木材や鉄刀木(タガヤサン)や屋久杉、桑、欅は良い素材と考えられます。

唐木仏壇のほとんどは高価な唐木を節約することと、木材の反りを防ぐために、別の木を芯材に使い、厚さ5ミリ~7ミリの唐木の板を貼り付けて作ります。これを「練り工法」といいます。この練り工法もグレードがあり、唐木が使われている割合が多いほど高価なお仏壇となります。お仏壇の価格を決める主な要素といえるでしょう。

四方練り・・・前面、両側面、裏側まで貼り付けてある工法
三方練り・・・前面、両側面まで貼り付けてある工法

また、ツキ板といって、紙のように薄くスライスした唐木を貼ったものや、唐木模様を印刷したもの、さらにはフィルムに木目を印刷して貼り付けたものなどもあります。

唐木仏壇のグレードの目安

無垢→練り→ツキ板貼り(木材)→木目印刷(木材)→ツキ板貼り(圧縮ボード)→木目印刷(圧縮ボード)

「違いはあるのかしら?」

あります。グレードの高いお仏壇とそうでないお仏壇とでは年月を経るごとにはっきりと現れてくるのです。
簡単に言えば、高級品は長い時間美しい状態を保ちますが、そうでないものは傷みやすいと言えます。時間の経過とともに、印刷の木目がかすれたり、ツキ板がはがれたりすることも起こってくるわけです。また、高級品は「お仏壇のお洗濯」といって修理が可能ですが、そうでないものは修理することができない場合も多いのです。

私たちスタッフに何でも聞いてくださいませ!!

新品の場合、なかなかこのような違いが見分けられないこともあるかと思います。
どうぞお気軽に私どもスタッフにお声をおかけください。皆様の疑問にきちんと応える店、それが良い仏壇店の条件であります。納得のいくまで、なんなりとご相談くださいませ。

Q7 お仏壇を安置する場所について

Q7.安置する場所は始めに決めるべき?

まず置く場所を決めて、メジャーでスペースを測ってからご来店頂くとよりスムーズです

お仏壇を安置する場所

お仏壇を安置する場所を考えるときには、特に寸法について注意が必要です。仏壇には一間仏壇や半間仏壇など大きさの違うものがありますが、同じ半間でも京間と江戸間、集合住宅では寸法が様々です。せっかく購入したのに、寸法が合わなかったという例もございますので、お仏壇を選ぶ前には、まず安置する場所を決め、あらかじめ寸法を測っておいたほうが良いでしょう。

Q8 信頼できる仏壇店とは?

Q8.信頼できる仏壇店の見分け方は?

丁寧な説明・アフターサービスは万全・価格も明朗、つまり親切な仏壇店がよい仏壇店です

永楽堂のモットーは「1に親切、2に笑顔、3に商品知識」。なんといっても親切が一番。

お客様の聞いたことに対して納得のいくまで答えてくれるお店ですか?

自分たちの扱っている商品に自身と誇りを持っているなら、当然商品に対する知識は豊富なはずですから、お客様の質問には誠意を持って答えてくれるはずです。
また、四十九日や百箇日、あるいは新盆などの仏事をどのように準備し、何を揃え、誰をお招きすればよいかなど、良い仏壇店は商品のことだけでなく、仏事全般についても良きアドバイザーになってくれる仏壇店が良いお店といえるでしょう。

永楽堂は創業九十余年、信頼と実績があります。ご安心くださいませ。

アフターサービスは充実していますか?

万が一の場合の保証はもちろん、お仏壇のお祀りの仕方についてわからないことがある時、仏具を買いたしたいときなどにも相談に応じてくれる店でなければ困ります。
自動車の販売店などに較べると、仏壇店の中にはあまりアフターサービスに熱心でないところもあるようですが、これには理由があります。自動車は5~6年くらいで買い換える場合が多いので、アフターサービスを通じてお客様とお付き合いを続けていれば、また販売できるので熱心にアフターサービスを行う店が多いようです。
しかし、お仏壇は一度購入したら30~50年使い続けるものです。ほとんどの方にとって一生に一度の買い物です。ですから同じお客様にまたお仏壇を購入していただける可能性は極めて低いため、仏壇店の中にはアフターサービスを行わないところも出てきてしまうようです。
でも、それは間違っています。お仏壇は供養のための大切なもの、心のよりどころです。長く大切に使っていただけることをありがたく思い、そのためのお役に立たなければなりませんのできちんとしたアフターサービスがあるかどうかをチェックしましょう。

永楽堂はお仏壇のお届け、お仏具の設置、その後のアフターサービスも万全です。ご安心くださいませ。

明朗な販売価格

最も重要な点は、あいまいな売価表示でお客様を惑わしていないか、ということです。
いくつかの仏壇店を回ったことのある方ならお気付きかもしれませんが、仏壇店には大幅な値引きを表示しているところが多く、中には5割引、極端な例では8割引というものも見掛けることがあります。
ちょっと変だと思いませんか?仏壇店も商売ですから仕入れ値よりも安い価格で売るはずはなく、当然利益を出しているのです。お仏壇は価格の見極めが一般の方にはつきにくいということがあります。定価をあらかじめ高く設定しておき、大幅に値引いてサービスをしているよう勘違いさせているという場合もあります。どうぞお気をつけくださいませ。

永楽堂は信頼と実績がございます。お客様を惑わすようなことは一切ございません。ご安心くださいませ。